今回は、『初期むし歯』についてお話します
『初期むし歯』とは、むし歯が歯の表面にあるエナメル質だけに限局した
軽度のものです
歯の表面が脱灰して白く見えます
最近では、『初期むし歯』は削って詰める処置はせず、
正しいブラッシングやフッ素塗布などの予防処置を行い
経過をみていくことが多いです
『初期むし歯』を削らないわけ
『初期むし歯』を削ってしまうと
かえってむし歯になりやすくなる可能性ある
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
小さなむし歯の治療は、通常削った場所に白い詰め物をします。
その材料の性質上、時間の経過とともに若干収縮して
歯と詰め物の間に微細な隙間ができてしまうことがあります。
そのため、かえってむし歯になりやすくなる可能性があるのです。
一度削った部分は弱くなってしまうので、
『初期むし歯』は無理に削らないで予防を頑張りましょう
『初期むし歯』の進行をストップさせるためには...
① フッ素入り歯磨き剤をつけて歯を磨こう
(できれば、フッ素濃度500ppmF以上のもの)
(できれば、フッ素濃度500ppmF以上のもの)
② キシリトールガムを噛み、唾液の分泌量を増やそう
③ 正しいブラッシングをしよう
歯の表面に白い点のようなものを見つけたら
『初期むし歯』かもしれません
予防を頑張りましょう
『初期むし歯』かもしれません
予防を頑張りましょう